(元)限界高専生の限界日記

元留年生。某化学メーカー工場勤務。

超弩級限界多忙期間を生き抜いたので、近況報告

 色々あり、しばらくの間それはもう限界に限界を極めた限界多忙期間でありまとまった時間と安定したメンタルがなかったのでブログどころではなかった。今日はやっと一息付けそうな感じだったので、経験した事柄を日記程度に書き残しておく。

・ゼミが破綻する

私の所属する研究室では週に1コマ、ゼミ(輪講?)の時間がある。内容としては、当番の人が自分の研究に関連する英論文の翻訳、読み上げを行い、先生含む他のメンバーの質問に答えるといったものだ。

遠隔授業期間中は問題なく行えていたのだが、通学が始まってからはゼミが行えていない。1~5年生が今まで行えていなかった実験がなだれ込んできて先生が低学年の実験担当に駆り出されたのと、授業スケジュールが少し変わったからだ。

自分の一つ前の当番の人で止まっているので、いつ再開するかと思うと気が休まらない。

 

・実験も破綻する

↑の影響で、学生実験も1度も行えていない。

本来ならば週に3コマくらい実験の時間があるべきなのだが、その時間担当の先生は低学年の実験に対応するのに忙しそうだし、公式から実験スケジュールに関する声明も何1つ出ていない。まあ、あと半年くらいで社畜になる学生より未来ある若者に技術を付けさせる方を優先するのは当たり前か…

でも、高専生の数少ない強みである「実験の場数を踏んでいること」を達成できないのなら、高専の存在意義ってあるのかしら…(ここで「高専は受動的に何かを学ぶ場所ではなく自ら何かを学び取る場所だが?」という正論パンチをしてくるのはだめです)

 

・テスト期間が始まる

化学工学なんもわからん。機器分析なんもわからん。量子化学なんもわからん。分子生物学なんも分からん。中国語チョット懂。

理系科目何一つ分からないのになんで高専5年生まで来てしまったんでしょうね。

現時点でいくつか返ってきましたが中国語以外総じて爆死でした。なんで高専5年生まで来てしまったんでしょうね(大事なことなので2回言いました)。

 

・セカンド御社、連絡後1週間以内に履歴書ご請求&面接をテストとモロ被りになさる

1社目に落とされ落ち込んでいる暇もなく次の会社探しを行い、そこそこでかくて名前も知ってる、ゼニも休みも問題なしな会社に興味ありと先生に連絡。取り急ぎ電話をつないでもらい、履歴書等を送る日付と面接日を調整。

結果、次週前半までにPDFで送ってちょ、面接はそのn日後なンでよろぴこ、とのことであった。この時点でテスト1週間前の平日後半。つまり週末+数日の間に1から履歴書を作りまた面接対策を行いメンタルと体調を整えテスト勉強も完璧にしておかなければならないと。そして試験の真っ最中の期間に面接本番をオンライン形式でなさるというわけ。

んん????地獄か???????

前1回履歴書を作っておいたのでそれを型にして何とか作ることができたが、これがなければ本当に破綻していたかもしれない。

今回の試験で爆死したのはだいたいこいつのせい(ということにしておく)。

 

・ズボンを忘れる

面接当日、スーツバッグの中に問題なくジャケット、シャツ、ネクタイ、ズボン、ベルトを入れて颯爽と登校したはずなのに、ズボンだけ家において来てしまったらしい。

いつも発達ムーブとかいうやつは、絶対に来てほしくない時にだけやってくる。

オンライン面接で上半身だけの登場だったので事なきを得たが、これ現地面接だったらどうするつもりだったんだ。履歴書の件といい、つくづく運だけはいいやつだ。

 

コンサータの量を増やす

前病院で初めてコンサータをもらい、自分にはあまり副作用がひどく出ないということがわかったので適正な量にしてもらう(36ミリ)。

こいつはやはりいいね。

タイミングがあればまたどういう効き方をするのか主観的なところを語れたらいいけど、とりあえず端的に言えばカフェインの覚醒感から嫌な焦燥感を抜いた感じでちょうどいい。バチバチすぎず、ダルすぎず、程よい覚醒状態をキープしてくれる。

たまに飲み忘れるのが玉にキズ。

 

・なんか1次審査受かってました

セカンド御社とはオンラインで1回だけ面接をしたのだけど、この前お受かりメールが届きました。ヨカタヨカタ。つぎは現地でやるらしい。

次はズボンをはけよ。

 

・適性検査爆死マン

お受かりメールが来た後またメールが来て、それによるとウェブで適性検査をするとのことだった。

こういうのは後に延ばすとひどく陰鬱な気分になるのでとりあえずすぐにやってやることにした(これもコンサータの効果っぽい気がする)。

似たような奴はファースト御社でやっていたのでまあ何とかなるだろうと高をくくってやったら大爆死太郎になりました。死。

よくある国語問題→数学問題→性格検査のコンボで、国語問題はまあよかったんだけど数学問題が本当の本当にひどい結果だった。こんな体たらくでなんで高専5年生まで来てしまったんでしょうね(大事なことなので(ry))

よりによって確率と数列の問題ばっかり出すなし…そいつらはただでさえ嫌いな数学の中でもベクトルの次に嫌いな奴なんよ…!てかわしは数学全般的になんもできんのよ…てか高専生とかいう生き物は微積分とベクトルくらいしかまともにできんのよ(クソデカ主語)…!たぶん半分もできてないですね。死。

 

・雨続きで心身が破綻する

雨…もとい、低気圧ほど憎いものはない。

雨の日は大体気圧が低く、それがどうにか体に働きかけて体調を崩しやすい。頭が痛くなる人や昔の傷が痛む人もいるそうだが、私の場合は主にメンタルがつらくなる。ふだんから悲観的な方な思考がさらに悲観的になり、人生すべてに張り合いがなくなったような感じがし、考えがまとまらず何もしたくない気分になる。生理ってこんな感じなのかな…(多分違う)

7月頭くらいからほぼ毎日雨続きで、しかもついで感覚で台風並みの風雨も襲ってくるので最悪だ。今なお続いている。もう2週間くらい経つぞ???

とは言っても、実は最近このメンタルに響く辛さが気にならなくなっていた頃だった。何らかの理由で克服したのか、もしくは気象病など屁でもないほどの就活ストレスにさいなまれ続けたせいでストレスの閾値が鈍ったのかどちらかは分からないが。

それでも最近はずっとあまり晴れた気分になることが少ないように思う。感じなくてもやはり多少のストレスは受けているようだ…こればっかりはもうしばらく乗り切るしかなさそうだ。やっていきましょう。

 

芳文社のマンガを読み始め、世のヲタクの10年遅れでけいおん!キルミーベイベーにハマる

この前、Kindleのセールで芳文社のマンガが77円!というセールがあった。

今までマンガにはあまり興味がなかった(純文学しか興味ないね…というわけではなく、ゲームとインターネットに明け暮れていた人生だったのでマンガの入る余地がなかった&知るきっかけがなかった)のだが、せっかく安いしなんか見てみようということになった。

ラインナップとして、専門外の自分でも名前くらいはよく知っている作品(例:キルミーベイベーけいおん!ゆるキャン△)が多いようだった。

それらの作品に対して前々から興味がなかったわけでなく、何かとっかかりになる機会さえあればきっとハマるだろうな~、くらいの認識でいたので、これはまたとない機会だと思い買い込むことにした。

自分のことだ、たぶん積読化する気がする…いや、いいんだ、1冊たったの77円なんだから…それに、本は腐らない…いくら積んでもね…知は力なんだもんネ…(ラリった目)

あと、その他いろいろの1巻目だけとか、ネットで評判をみて面白そうだった棺担ぎのクロ。も買った。

どうせハマるのでスピンオフもついでにゲットした(これも77円!太っ腹!)

で、結果。えーはい、予想通りハマりましたね…けいおん!はなんとなく雰囲気といくつかのキャラは知っていたけど(え~と、『あずにゃん』って呼ばれてる子がいて、太眉のおっとりした子がいて…くらい)、実際読むとどのキャラも可愛くてたまらんとですな。

今はむぎちゃんや澪ちゃんにわりとゾッコンな状態であります。過去のヲタクたちと同じ轍を踏んでいる…

名前の通り軽音楽部の女の子たちが主人公のマンガだが、今のところ(2巻まで読んでます)どちらかというと音楽そのものより女の子同士のゆる~い関係を楽しむタイプのやつだ。

見ていて心がキツくなる展開が本当に0なのでただただ心身ともに安心してあの世界に身をゆだねられる。(後々キツい展開が待っているみたいなことがないといいな…いや、あったらそれはそれでなかなか…)

キッツい展開の作品や登場人物の心の葛藤や複雑な人間関係を描いた作品も大好きなんですけど、そういうのはメンタルの余裕というか、MP的なものが大丈夫な時じゃないと視聴のハードルが高いのでね…(最近は海外アニメにもその類の作品が多いような気がする。スティーブンユニバースとか)

 

同時進行でキルミーベイベーも読み進め中。こっちも案の定ドはまり状態(基本、自分は熱しやすく冷めやすいタイプではあるが…)

十中八九高校生のやすなちゃんと殺し屋のソーニャちゃんの息が合ってるのか合ってないのかわからない掛け合いが本当に心地よくて無限に見ていられます。もう3巻読んでしまった…キャラ単体で見ても可愛いし、キャラ同士の絡みも面白くていい…なんでこれをもっと早く知らなかったんだろう…ソーニャたそハァハァ…(*´Д`)

やはり明るさ全開おバカキャラと落ち着いた真面目系キャラ(たまに爆発する)の組み合わせはどの世界線でも王道オブ王道、最the高なんですよね。なぁ、そうは思わないかねピンキーとトワイ、スターとマルコ、メイベルとディッパー、ナンバー3とナンバー5よぉ?

あとあぎりさんもいいキャラしてますよね…ああいう感じのつかみどころのないキャラが本当に大好きです。

アニメ版もインターネット某所で数話だけ見ました。ソーニャちゃんが思ったよりクールな声で驚いたけど、あぎりさんのほへ~~って感じの声もなんか耳から離れない…OP・ED・内容共に情報量の洪水が起きていてこれもなかなかすこポイントだ。

 

まだ読んでいない作品もあるが、きっとそっちもハマるんだろうなと思う。我ながら、チョロい男だぜ…

今回買った漫画は、購入してからイマイチ活用しきれず本棚の肥やしと化していたKindle Paperwhiteを利用して読んだのだが、今回マンガこそこいつの真価を発揮できる場所だなぁと気づいた。

今回大量に漫画購入する前までは基本的にPrime Readingで仕入れた本を読むのに使っていたのだが、やはり長時間の集中を必要とする活字は紙媒体が最強らしく、あまりKindleを使えずじまいで…

今読んでいるマンガは流れを追うのに意識を集中させたり考え込んだりする必要のあるシーンは少ないので、タブレット状の端末でサクサクと次々読むのに非常に都合がいい。あとマンガはページ数も多いので紙では持ち運びにくいしね。マンガつながりでは、結構前に「まんがで読破」シリーズが10円で投げ売りされてたのも買ってたけど、なんとなく気乗りせずずっと積読状態でこのことに気づけず…(やはり1冊目に『失われた時を求めて』はマズかったか?)まあこいつらもたまには読んでやろう。

それにしても、今更ハマるとは思ってもみなかったなぁ…当時(2000年代後半~2010年代前半ごろ?)はまだ小学校高学年くらいだったし、当時の自分がけいおんやキルミーを見ても「おえ~、オタクのやつじゃんキモ~」くらいの反応しかしなかったんじゃないかな。それが今はなんということでしょう。立派な陰のオタクになってしまいますた。これが成長ということ、これが大人になるということなんですかね。そうなんですかね(泣)

 

また、何かまとまって書きたいことがあれば更新しにきます。